2000系のカプラーを


こんにちは、akiringです。


今日からお盆休みという人も多いのではないでしょうか。


自分は仕事柄なかなか満足にはお休みできませんが、


それでも鉄分補給を中心に満喫したお盆をと考えております。


さて、今回は先日入線致しましたJR四国の2000系振子式気動車をいじくります。


2000系気動車は発売前から期待していた車両なんですが、


実際発売された製品を見てみると、基本的にはその出来に満足していますが


残念なところがひとつだけありました。


それがカプラーであります。


BM式のフックなしカプラーとダミーカプラーで構成されていますが、


特に写真右から2番目の貫通顔先頭の見てくれにはガッカリでした。


そこで思い切って写真左の非貫通顔先頭以外のカプラーをTN化することにしました。



中間にはTOMIX 0337を一部カットして使用しますが、


貫通顔先頭にはTOMIX JC25を加工して使用します。


写真は加工後の写真です。


T車用に製作したもので、復元用スプリングを有しないJC25にスプリングを取り付け。


カプラー受け本体は名鉄7000系用を流用しています。


カプラーにスプリングを引っ掛けて半田ゴテで軽く溶かし固定しています。



M車用はご覧のようにかなり切り詰めます。


動力台車が大きくてカプラー受けに干渉するため、スプリングを引っ掛ける場所を


写真のように工夫しています。


スプリングが外れないように軽くゴム系接着剤で固定します。


スプリングの長さ(強さ)もカプラーが傾かないように調整します。



貫通顔はご覧のように完成しました。


胴受けと電連の形状が実車とは違いますが、なかなか引き締まりました。



中間T車は何の問題もなくゴム系接着剤で固定すればご覧のようになります。



連結面はこんな感じになりました。


写真右はM車であります。


床下汚物タンクまわりの加工が必要になりますが作業は簡単です。



M車先頭部を床下から見た写真です。


かなり攻めた感じがします。


クリアランスギリギリです。



T車の床下は余裕があります。



一番の心配はS字カーブが通過できるかどうかです。


振子式車両はS字カーブで車体が左右にねじれるため、


カプラーにねじれ方向のあそびが必要となりますが、


とりえず無事に通過可能でした。



以上、ちょっとした工作のお話でありました。


(´∀`*)ウフフ