E655系 なごみ


今年も残すところ数時間となりました。


そんな中、今年最後の入線報告となります。


JR東日本のE655系"なごみ"であります。



通常はハイグレード車両と呼ばれる5両編成で団体専用列車等として運用されますが、


お召列車として運用される場合は3号車と4号車の間に特別車両を連結します。


写真は特別車両を組み込んだ状態の6両編成となります。


5両編成全てがグリーン車で、3号車は定員9人のVIPシートとなります。


5両全てが100番台を名乗る中、特別車両のみはE655-1とされています。


詳しくはウィキペディアを参照してください。w



実車同様模型もなかなかの高級感であります。



床下機器などは可能な限りカバーで覆われています。


パンタは2号車と4号車のモロにシングルアーム式が各2基搭載されていますが、


各1基は予備パンタとなります。


1号車クロの床下には発電用のディーゼルエンジンを搭載し、


非電化区間への入線の際は機関車に牽引されて電源車としての機能を発揮する。



モロの屋根上は交直流電車特有の機器がならぶ。



一見ブラウンに見える車体ですが、実車同様マジョーラ塗装となっています。


光を当てると紫にも輝きます。



特別車両E655-1の側面には菊の御紋。


皇室や国賓が利用するこの車両はサロなどの記号はなく、側面ではなく妻面に記載。


特別室の広幅窓は防弾ガラス仕様で窓下に金帯はない。


空調装置は床下集中式を採用し、屋根上にはアンテナのみとスッキリしている。


付随車でありながら車両重量は40tを超えるところは特筆すべきところ。



特別車両にはいろいろとパーツが付属してきます。


そう、お召仕様に変更することが可能なのであります。



車体に穴を加工しなくてはならないので手摺は省略しましたが、


パーツの交換でお召仕様に変更することが可能となる。


前面連結器を格納したお召列車仕様が再現できるのであります。


菊の御紋と国旗がなんとも尊いのであります。


明日、2020年元日の新春ひとり走行会で華々しくデビューを飾ります。



それでは本年の更新はこれにて終了となります。


みなさんどうもありがとうございました。


来年もこんな偏った内容のブログではありますが、どうぞ宜しくお願い致します。


良いお年をお迎えください。


(´∀`*)ウフフ ♪