令和元年のGW 大井川鐵道編


こんばんは、akiringです。


今日でGWの休暇もおしまいという人も多いのではないでしょうか。


自分はかなり前からスケジュールを調整し、


5月1日から5日までなんとかこじ開けることに成功しました。


そんなGWは毎年恒例の房総鉄道走行会が聖地房総で開催されます。


今年は房総鉄道が発足して10周年ということで通常の走行会に加えて


房総鉄道メンバーで房総半島の鉄道日帰り旅行が企画されました。


その模様はまた後日アップすることにしますので、どうぞお楽しみに。


さて、そんな新元号"令和"初日の5月1日は夜明け前に


名古屋の自宅を出発しました。


向かった先は…



ドーン!


静岡県島田市にあります大井川鐵道であります。



大井川鐵道新金谷駅に到着。


到着時間が少し早かったので駅前のコインパーキングにすんなり駐車できましたが、


GWということもあり、少しの差で続々と他府県ナンバーのクルマが押し寄せて


すぐに駐車場は満車となりました。


大井川鐵道と言えば…




そう、いろんな鉄道会社から譲渡された車両のワンダーランド。


まずは懐かしの近鉄16000系が現れました。



かつては特急として活躍した16000系もここではワンマンで普通運用です。



つづきましては元東急電鉄で活躍した7200系。


実はこの車両は東急電鉄から一旦青森県の十和田観光電鉄に移りましたが、


2012年に十和田観光電鉄が廃止となり、約850キロの道のりを6日間かけて


陸送されてこの大井川鐵道にやってきました。



お次は南海電鉄21000系です。


昭和33年に製造された車両で、高野山への急勾配を登り河内平野を110キロで走行する


高性能を誇りました。



つづきましては電気機関車です。


西武鉄道からやってきたE31形です。


SL列車の補助機などに使われます。



E31形は32、33、34の3機。


丁度いいサイズ感です。



駅構内には旧型客車が鎮座しています。



まるでタイムスリップしたかのような気分になります。



奥には出番を待つC56蒸気機関車とE10形電気機関車がいます。


E10形は昭和24年三菱電機製。大井川鐵道電化時に新造したものです。


C56は昭和11年三菱重工業製。太平洋戦争の開戦と同時にタイ・ビルマ方面の


軍隊に供出され戦時輸送のためタイへ送られました。


多くは戦争の激化により大破したようですが、大井川鐵道で今も活躍する44号機は


昭和54年に31号機とともに帰国しました。



C12形機関車です。


164号機は昭和12年日本車両製。


簡易線用として製造されたSLで、中央本線木曽福島機関区で現役を退いた後、


大井川鐵道千頭駅での静態保存展示を経て


昭和62年に日本ナショナルトラストの保有となりました。


車両の管理は大井川鐵道が行っています。



機関庫の脇で朽ち果てた姿となっているのは京阪電鉄の3000系。


昭和46年製造の通称"テレビカー"は平成7年に大井川鐵道に転入。


入線の際ゲージが異なるため営団地下鉄5000系の台車を転用し、


組み合わせて使用していました。


さて、そろそろ時間なので次の目的地に向かうことにします。



つづく