C11 蒸気機関車


この度C11蒸気機関車が入線致しましたのでご紹介したいと思います。


単線モジュールでSLが似合う機関庫を製作したことに合わせての入線となりました。


前にもちょびっと紹介致しましたが、ウチにはKATO製の古いC11がありました。


写真左(2002)がそれです。


そして今回入線しましたのが同じくKATO製の現行品(2021)です。



一見同じC11で同じKATO製なので変わりはないようにも思えます。



しかしならべて比べてみると、ご覧の通り車体の大きさに結構な違いがあります。


写真左が旧製品ですが、明らかに現行品に比べて大きいのがわかります。



違うのは車体の大きさだけではありません。


もうおわかりかと思いますが、そのディテールの違いはかなりのものです。


車輪の表現で言えば現行品はちゃんとスポークとなっています。


その他にも握り棒の有無や細かな配管など、鉄道模型の進化を感じることができます。



車体を下から見てみるとこんな感じです。


写真は旧製品であります。



つづきまして現行品であります。



時代とともに実車も模型も進化を遂げてまいりました。


今の技術で惜しむことなく表現した昔の車両は、なんともリアルで趣があります。


蒸気機関車はやはりグッとくるオーラがあります。


これぞ鉄道、これぞ鉄道模型という感じがします。



数ある蒸気機関車の中で、自分は特にこのC11がお気に入りなのであります。


その理由のひとつとしては車体のサイズにあります。


蒸気機関車と言えば"デゴイチ"ことD51が有名です。


確かにD51も好きではありますが、自分はこの支線などでも活躍できる小さな車体が


キュンとくるのであります。



身近なところではJR武豊線の半田駅前に静態保存されているC11ですが、


静岡県の大井川鐡道ではまだまだ走っています。



旧製品ではモーターで埋め尽くされ表現されていなかった運転室が表現されています。


このサイズでフライホイールを搭載しているのだから感動します。


こんな小さな機関車でも定価で1万円近くするのは納得できる仕上がりです。



新種のクワガタみたいな台車ですがカプラーを付属のナックルカプラーに交換しました。


この台車ひとつ見ても、技術の進化を感じられるのであります。


(*´ω`*) キュン♪