381系 スーパーくろしお リニューアル編成
いろいろありました上半期でありますが、そんな自分を労うかのように
KATOから待望の車両が発売されましたので"自分へのご褒美"として入線となりました。
ドーン!
381系 スーパーくろしお リニューアル編成であります。
実車は既に引退していますが、このタイミングでの発売はうれしいものであります。
基本6両編成を予約していましたが、やはり増結3両も欲しくなりまして、
発売日に仕事が終わってからお店に急行したところ売り切れとなっていました。
しかし欲しくなったらもう止まりません。
もうひとつの馴染みのお店に電話をしたところ、2セットだけ在庫を持っていましたので
高速を法定速度でブチかまして取りに行ってきたというエピソードを持ち合わせます。
京都、新大阪~白浜までは3両増結しての9両編成で運用される列車もありました。
やはりせっかくなのでその9両編成を再現したいと考えるのは当然のことであります。
ちなみにこの381系のリニューアル編成はTOMIXからも製品化されていますが、
6両編成のみという構成で、増結される3両編成は製品化されていません。
製品の出来栄えで言えばどちらのメーカーも素晴らしいとは思いますが、
今回ネットなどでちょっとザワザワしているのがオーシャンカラーとも呼ばれる
その車体の塗装色の問題であります。
これは賛否あるかと思います。
確かに今回発売されたKATOの商品は、ちょっと青が強いような気もします。
色で言えばTOMIX製の方が実車に近いようにも思えなくもない気がします。
更に言えばマイクロエースから製品化されている283系"オーシャンアロー"と並べると
その色の違いはなかなかのものであります。
しかしながら実車も結構色のバラつきはありましたし、いいのではないでしょうか。
自分はそれほど気にしていません。
新宮側の先頭車に連結されるパノラマグリーン車のクロはなかなかの男前であります。
幕は"スーパーくろしお"が標準ですが、付属の"くろしお"に交換しました。
晩年は"スーパーくろしお"は廃止されて"くろしお"に統一されています。
クハは2種類の顔が楽しめます。
左が9両編成となる場合に中間車となる500番台。
6両基本編成の場合、標準では電連つきダミーカプラーが取付られていますが、
3両編成を増結するためには付属のスカート一体のBMカプラーに交換します。
電連は付属されていませんが、285系"サンライズ"用の電連を黒く塗装して流用です。
若干物足りませんが、まぁ~こんなもんでしょう。
ちなみに写真右は9両編成時の白浜止まりの先頭クハです。
ダミーカプラーで電連はなく、スノープラウが装備されています。
この2両もマークは"くろしお"に変更しています。(専用ハンドルで回転式)
3両増結時の7号車となる部分の妻面は貫通ドアが塞がれています。
これは連結するクハの全面が非貫通型のためで、9両編成での運用時は6号車と7号車は
行き来ができなくなっていました。
ちなみにこちら側のカプラーにも電連を取付。
てなワケでこんな感じの連結面を再現することができます。
この編成ではパンタを持たないモハ381がM車となります。
同じ381系のパノラマグリーン車と言えば"しなの"です。
種車は同じですが全くの別モノであります。
"しなの"は引退まで特急標準色を貫きました。
"くろしお"編成の方が前面に連結器を備えますがシャープな印象。
"しなの"編成は連結器をカバーに納めますが、ずんぐりむっくりでブサカワイイ感が。
4号車にはパンダシートがありました。
セットにはそんな4号車用にパンダイラストが収録されています。
せっかくなので381系をならべてみました。
左から"しなの"、"やくも"、"くろしお"であります。
"しなの"は1995年に引退、"くろしお"は2015年に引退しましたが、
"やくも"は現在も現役であります。
"やくも"にもパノラマ車両が存在しますが、2両しかなく希少な存在。
KATOから"パノラマやくも"も模型化はされていますが、品薄状態がつづいています。
その昔485系が"くろしお"として運用されていたことがありますが、
"北近畿"用に転出した代替えとして"やくも"の編成短縮で捻出した編成が"くろしお"に
転入しましたが、"くろしお"から引退した一部の381系は仕様変更工事が施されて
"やくも"として運用されていたりします。
381系"くろしお"は新宮や紀伊勝浦でキハ85系"南紀"と、新大阪や京都でその昔
1日1往復していた383系"ワイドビューしなの"とならんだりもしました。
いろいろなシーンを再現することができる車両なのであります。
(´∀`*)ウフフ ♪
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