こんにちは、akiringです。
水曜日は夜明け前から動いていました。
向かった先は奥三河某所の山中であります。
愛機RAV4が納車されて早いもので2ヶ月、走行距離は4500㎞をこえました。
今日は取引先の重役様が手掛けられた別荘で日帰りキャンプを楽しむのであります。
晩秋の奥三河の山中は既に冬であります。
今シーズン初の霜にテンションが上がります。
それもそのはず最低気温は-4℃となれば立派な冬であります。
そんなこともあろうかと、しこたま防寒着を持参してきて正解でありました。
今日の日帰りキャンプはいろんな意味で楽しみにしていました。
取引先の重役様は藤岡弘クラスの野生的なお方で、ベテランのキャンパーなのであります。
そんなお方から直々に様々なノウハウやテクニックをご教授していただけるのであります。
今回まずはナイフとマグネシウムを使用して、火おこしから学ぶことになりました。
麻紐をほどいてマグネシウムをナイフで軽く削って着火します。
その前に薪を準備しなくてはいけません。
斧の使い方をご教授いただきながら薪を割っていきます。
ナイフを使用して薪を細かくするテクニックもご教授いただきました。
自分で用意した薪に自分でおこした火が燃え移る時の感動。
パチパチっとゆっくり火が燃え広がっていきます。
木の匂いがなんともいいのであります。
木の種類によって匂いにも違いがあって楽しいのであります。
大量の食材を仕入れてまいりました。
お腹も空いてきましたので、早速調理であります。
やはりまずは肉を焼くことにしました。
いつものガスコンロとは違い火力がとても強くて焦ります。
油断するとスグにお肉は炭と化してしまいます。
塩とブラックペッパーとガーリックで味付けしたお肉は最強なのであります。
それから直火で焼いたパンは無限に食べられる魔法の食べ物なのであります。
そんな魔法の食べ物を大量のオリーブオイルで煮詰めたアヒージョにドボンとつけて、
キノコやらエビやらアサリやらをのっけてお口に放り込めば、もう抜群に美味いのです。
そしてこの景色がまたなんともいいのであります。
普段の激務でコテンパンにやられた心と身体を癒してくれるのであります。
満腹になればちょっくら散歩に出かけてみたりします。
普段働いている時間に、こうして自然の中でのんびりと過ごす有意義な時間は、
お金では買うことのできないかけがえのない贅沢なのであります。
耳に入ってくるのはクレーマーの声でも上司の声でもなく、
鳥のさえずりや風で揺れる木々の音、そして沢からは川の流れる音が聞こえてきます。
小さな川には小さな滝がありました。
湧き水がこうして川となり、いずれは海にまで流れ着きます。
それが雲になって山にまた雨を降らせたりします。
そんな当たり前のことすら普段は考える余裕がなかったりします。
こうして自然の中でのんびりと過ごすことが、こうも心に余裕をもたらしてくれるなんて。
日が傾いてきました。
自分の影が伸びてスリムになったんじゃないかと錯覚を覚えますが、
残念ながらお腹の肉は今もここにとどまっています。
愛機RAV4を導入してから、劇的に毎日が変わったような気がします。
休日にキャンプなどに出かけるだけではなく、全てにおいて何かが変わったような、
そんな気にさせてくれるクルマなのであります。
山の日没は早いのであります。
気温がみるみる下がっていき、再び食欲が湧いてくるのであります。
それまで杉を燃やしていましたが、ここで桜にシフトしてみました。
桜は着火しづらいですが、燃えてるところに投入すればいずれは着火してくれます。
そして一度着火してしまえば火は長持ちしてくれます。
そして何より燃える匂いがすきなのであります。
ここで新たにレパートリーに加わったスープパスタを振る舞ってみました。
シーフードパスタに味付けを少し濃いめにしたコーンスープをぶっかけたものですが、
結構評判もよくて一安心であります。
後半いろんなモノを調理したフライパンは、いろんな味が混ざり合ってくれたりして、
未知の味付けになってくれたりするのも楽しいものであります。
すっかり日が暮れて、火も徐々に細くなってまいりました。
燃える炎をただただ眺めながら何も考えないこの時間が、
今の自分には必要なのかも知れません。
こうして焚火の火は燃え尽きて、この日のキャンプはお開きとなりました。
いろんなことを学び、いろんなことを語り合うことができました。
いつもと同じ1日なのに、とても有意義に過ごすことができました。
キャンプとは本当に素晴らしいと感じた1日でありました。
(*´ω`*) ♪