パノラマしなの
"コロナに勝つ"にかけまして昼食はカツをいただきました。
合わせていただいたのは麦飯であります。
本日またひとつ大きなお仕事が終わりました。
仕事に大きいも小さいもないんですけどね。
今宵はクハ381を眺めることにします。
クハ381は381系振子式直流特急形車両の先頭車であります。
勾配や急カーブが多い日本の鉄道路線で曲線通過速度を向上させる目的で
国鉄が1972年に開発した車両であります。
1973年には中央西線の特急"しなの"に投入され、それまで使用されていた
キハ181系に比べ、大幅な時間短縮を果たしたのでありました。
1978年からは阪和線、紀伊本線の特急"くろしお"に、
1982年からは伯備線の特急"やくも"に投入されました。
振子車両に必要とされる軽量化と低重心化を図った車体構造で、
車体はアルミニウム合金製構体を採用しました。
冷房機器等を床下に設けたことにより屋根上がスッキリしているのも特徴的である。
晩年はグリーン車を先頭車改造したクロ381を連結した通称"パノラマしなの"が登場。
お世辞にもカッコイイとは言えないその面構えが今思えば愛らしいのであります。
引退後はJR東海のリニア鉄道館で屋内展示されていましたが、
展示車両の入換に伴いましてその姿はもう見ることができなくなってしまいました。
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