キハ11

おはようございます、akiringです。


巷では4連休なんていう人も多いようですが、新型コロナウィルスの感染者数は


残念ながら増える一方であります。


新たな感染者の多くは20~30歳代の若者とのことであります。


本来であれば本日7月23日は延期された東京オリンピックが開催される予定でした。


いろんなものが自粛や延期を余儀なくされる中で、経済はどんどん衰退していきます。


自分のまわりでもその影響がいよいよ出てきた感は否めません。



さて、今回はJR東海の中型気動車キハ11のネタであります。


写真は東海交通事業、通称"城北線"で運用されているキハ11 300番台です。


キハ11は1988年に登場した新潟鐵工所製の気動車で、18m(車体長17.5m)の車体に


カミンズ社製エンジンを1基搭載します。


城北線で運用される車両はステンレス車体の300番台で、車体幅が拡張され


車椅子対応トイレが設置されているのが大きな特徴であります。


前面の貫通ドアの上に前照灯が追加されているのも他番台との違いです。



キハ11は0番台、100番台、200番台、300番台が存在しました。


0番台は暖地向け、100番台は寒地向け、200番台は城北線向け、300番台は暖地向けの


増備車となります。


写真は晩年高山本線を走行する100番台で、岐阜から美濃太田を通り太多線を走り


中央西線の多治見まで運行していました。


キハ11は美濃太田車両区と伊勢車両区に配置されていましたが、


0番台、100番台、200番台は既に全廃され、キハ25に置き換えられています。


0番台、100番台の多くは海を渡りミャンマーへ譲渡され、200番台は


ひたちなか海浜鉄道へ譲渡されています。



そんなキハ11の0番台と100番台がこの度入線となりました。


久しぶりのマイクロエース製品であります。


製品は登場時の姿を再現したもので、スカートが強化される前の姿となります。



早速整備工事を施しました。っと言ってもTN化しただけであります。


TOMIXの0375を無加工で取り付け可能です。



塗装もなかなか綺麗で満足の出来と言えますが、列車無線アンテナが


ちょびっと長いような気もします。


ホロはTOMIX製品のHG仕様車のように下から脱着が可能で、ライトも入り切りが


床下のスイッチで可能となっています。



標準で伸縮式アーノルドカプラーがついてきますが、驚愕の車体間隔のため


TN化は必ず施しておきたい工事であります。


さすがはマイクロエース製と言える細かな表記が印刷で再現されています。


別部品でバックミラーも再現されていますが、TN化すると車間が狭くなり


干渉のリスクがあるかもしれませんが、見てくれは良好です。



幕は付属のシールで再現することができます。


悩んだ末に"新宮"としましたが、実は紀勢本線を新宮まで運用される際は


トイレが設置されている300番台と連結された2両編成でありました。


そのため0番台と100番台の連結運用は参宮線と名松線になりますが、


そこは気にしていません。



今回キハ11の入線に伴いましてKATO製のキハ40とキハ48に手を加えました。


シールで再現されていた幕部分をくり抜きましてTOMIXのHG製品に付属する


交換式の幕を加工して取り付けることにしました。



幕まわりのHゴムを黒く塗装して完成しました。


行先は全て"新宮"であります。


列車交換を楽しむのであれば他の行先の方が良かった気もしますが、


個人的に"新宮"の幕にえらく萌えるのでヨシとします。


キハ85系"南紀"とのならびや、新宮駅での"くろしお"とのならびが楽しめます。


KATO製のキハ40系は伊勢車両区に所属という設定にしました。


TOMIX製のキハ40系は美濃太田車両区に所属という設定にすることで、


TOMIX製とKATO製の車両の連結を基本行わないようにします。



最後にこんな写真を。


営業運転ではキハ11とキハ40の連結運用はありませんでしたが、


回送では存在していましたのでやってみました。


(´∀`*)ウフフ♪