弥富駅

今回のネタはJR東海 関西本線の弥富駅であります。


弥富駅は名鉄尾西線が乗り入れ、ホームをはじめ駅施設を共用使用しています。


弥富周辺は海抜ゼロメートル地帯であり、日本一低い地上駅として有名であります。


しかしこの弥富駅に直結はしていないものの南に約100m離れた近鉄弥富駅の方が


実は低い説もあったりなかったりなのであります。



写真のように名鉄の切符はJR東海の券売機で買うことになります。


切符もJRの切符ですが名鉄線表記となるのです。



弥富駅に乗り入れるのは名鉄の尾西線であります。


尾西線は弥富駅から一宮市の玉ノ井駅まで濃尾平野の西部を縦貫する路線で、


名鉄の路線の中では確か一番歴史がある路線だったと思います。


弥富駅発着の列車は津島駅から一宮駅方面に直通することはなく、


津島線を通り須ヶ口駅から名古屋本線へ連絡するようになっています。


ちなみに尾西線の運行形態としては、津島駅~名鉄一宮駅を往復するものと、


名鉄一宮駅~玉ノ井駅を往復するもので構成されています。



弥富駅ホームから西側桑名方面を望みます。


左はJR東海の関西本線で、写真奥の登り勾配築堤は木曽川であります。


右にカーブしていくのが名鉄の尾西線であります。


以前は東名阪自動車道の下に弥富口という高架駅が存在しましたが、


2006年に廃止されています。



久々に尾西線に乗車してみました。


下手すると中学生か高校生いらいの乗車ではなかろうかと思います。


弥富駅から名鉄でも名古屋駅方面に直通で行くことはできますが、


JRや近鉄に比べてかなりの大回りをしますし、運賃も高くなってしまいます。


しかし津島駅~弥富駅間の貴重な路線としては必要な路線なのであります。