みんな大好き桃太郎


こんばんは、akiringです。


秋も深まり日没も早くなってまいりました。



夜な夜な自宅モジュールの踏切を製作したりなんかしている今日この頃であります。



さて、今回のネタはEF210であります。


そう、みんな大好き"桃太郎"であります。


東海道本線で最も多く活躍している直流形電気機関車の桃太郎。


あのモンスター機関車EF200の教訓を活かして、適正な性能で登場しました。


中京圏ではここ最近様々な機関車が見られるようになってまいりました。


北海道からやって来たDF200や、北陸方面から直通してくるEF510などもそうですが、


愛知機関区には入換用機関車DD200も導入されています。


新しい機関車が導入されるということは、徐々に国鉄形機関車の淘汰が


進められているということでもあります。


そのうち愛知機関区にもEH系の機関車が入ってくるなんてこともあるのかも知れません。



最近愛知機関区で見かけるようになった機関車の中に、EF210 300番台があります。


金色の帯を纏う300番台は、ご存じ吹田を住所とする"押し太郎"であります。


瀬野八の峠で補機として活躍する押し太郎は、EF67の置き換えを目的に2012年に登場。


勿論勾配後押機関車でありますが、牽くことも可能です。


貨物列車を後から押すことで連結器に衝撃力が加わることを考慮して、


前後の緩衝器が大型化しています。


そのため通常のEF210に比べて全長が400㎜長くなっているのが特徴であります。



庄内川鉄道では、貨物事業拡大に伴いそんなEF210をこの度2機増備致しました。


TOMIXから発売されました新塗装(白桃)と300番台(ラッピング太郎)です。



新塗装では"JRF"マークは省略されています。


側面はグレーとの塗分けを無くして白色の帯を入れています。


"桃太郎 ECO-POWER"のロゴが大きく表現されています。



300番台は登場時から金色の帯を纏っています。


"桃太郎 ECO-POWER"のロゴの横に桃太郎たちのラッピングがされています。



前面は色の違いだけに見えますが、写真左が新塗装で右が300番台です。


300番台の方が全長が長くスカートまわりが出ていて、それに伴い手摺の形状も違います。


今回TOMIXから300番台はトラクションタイヤ無しとのアナウンスがありましたが、


実際発売された製品にはトラクションタイヤがついています。


そもそもNゲージでコキ編成を後押しすることはリスクでしかありませんが、


ウチでは主に牽引機として運用するので、むしろトラクションタイヤは歓迎です。



屋根上はこんな感じであります。


新塗装はクロスパンタとなりますが、今回パンタが金属製に変更されています。


300番台はシングルアームパンタとなります。



300番台の方がスカートまわりが長いことがよくわかります。


今回300番台の手摺は実車と異なり灰色となっていましたので、


ガンダムマーカーで白色に塗装してみました。


カプラーは付属の自連形TNカプラーに交換しています。


製品にはダミーカプラーも付属してきます。



今回新塗装と300番台は新モーターを採用しています。


ボディーを取り外すとライトスイッチが現れます。



今回の増備で桃太郎は4機となりました。


それまでウチの桃太郎はKATO製でありましたが、今回はTOMIX製となります。


細かな表現が異なりますが、解釈の違いレベルであります。


写真左の2機がKATO製で、108号機は手摺と開放テコの表現がありません。


車体のサイズはほぼ同じでありますが、TOMIX製品の方が車重があります。


これは牽引能力には有利かも知れません。



機関車ばかり増備して、肝心の貨車の数が増えていないのが現状であります。


徐々にコキを中心に増備をと考えています。


(´∀`*)ウフフ ♪