近鉄という誘惑

この世には数々の誘惑が存在する。


誘惑と一言で言ってもいろいろありますが、今の自分を悩ませる誘惑と言えば…



そう、近鉄という誘惑であります。


それまで身近でありながら、あえて距離を置いてきた近鉄。


勿の論、近鉄が魅力的なことはよく知っているつもりでありました。


だからこそ安易な気持ちで手を出そうものなら、きっと派手に怪我をするに違いない。


だから名古屋から鉄路で三重県方面に向かう際は、あえて並走するJR東海の関西本線を


利用するようにしていたりしていたのであります。


それは模型でも同じことなのであります。


各社から様々な車両が製品化されていますが、奥歯をギシギシと噛みしめながら


なんとか我慢を貫いてきたのであります。


しかしながらそんな自主規制を打ち破る出来事が今年3月14日に起きてしまったのです。



それが新しく近鉄の名阪特急として登場した80000系"ひのとり"であります。


まったく近鉄さんも罪な会社であります。


こんな魅力的な車両を出してきたら、いくらなんでも我慢できないのであります。



80000系"ひのとり"の撮影に足を運べば、当たり前ですが他の車両も通ります。


そうなるとやはり撮影しないワケにはいかないのであります。



特急車両は勿論のこと、一般車両も魅力的なのであります。



一見同じように見える一般車でありますが、よく見てみると様々な差異に気がつきます。



名古屋線は次々と列車がやってきます。


特急車両も一般車両もひっきりなしにやってきます。



80000系の登場で引退が迫るオリジナル色の車両は、新塗装には更新されませんでした。


自分の中ではこのカラーリングこそ近鉄特急というイメージがあります。



黄金橋周辺は近鉄名古屋線が程よくS字カーブしていて、撮影するにはいい場所です。



21000系"アーバンライナー"がやってきました。


自分が子供の頃にデビューしたこの車両も今では更新されています。


6両編成と8両編成が存在し、長きにわたって名阪特急として活躍してきましたが、


その座を80000系"ひのとり"に譲ることとなります。



前照灯が更新された車両を見かけるようになりました。


21000系は名阪特急以外でも運用されるようになりました。



この先検車区が隣接する米野駅を過ぎると地下区間に入り、終着駅の名古屋駅です。


時折込み合うと減速徐行をするので、車両をじっくりと観察することができます。



80000系"ひのとり"の増備も進み、これからの近鉄は益々面白くなることでしょう。


はたしてそんな近鉄の誘惑に屈することなく我慢ができるのでしょうか。


(*´ω`*) ♪