舞木検査場 前編

こんばんは、akiringです。


明日からお仕事という人も多いのではないでしょうか。


自分は相変わらず勤労に励んでおります。


今日はそんな中、仕事に行く前に早起きして向かった場所がありました。


それは…



ドーン!



ドドーン!


名鉄 舞木検査場 であります。



舞木検査場は名古屋本線の藤川駅と名電山中駅の間にある車両工場で、


鳴海工場が鳴海駅の高架化に伴い移転してきたもので、1997年3月に竣工しました。


同時に新川検車区に併設していた新川工場の機能もここへ移管されています。


2021年はこの舞木検査場で撮り始めと致します。



まずは名古屋市営地下鉄 鶴舞線に相互直通運転する100系であります。


鶴舞線相互乗り入れをするため、名鉄では異色の20m4扉車であります。


登場時は4両編成でしたが、上小田井駅が完成して犬山線直通運転開始に合わせて


中間2両を増結した6両編成となりました。


中間2両はVVVFインバータ制御で、床下機器や台車が異なります。


また6両編成として新しく増備された編成は全車VVVFインバータ制御で200系となります。


左奥に見えるのは3500系の更新車であります。



懐かしい警笛が聞こえたと思ったらデキであります。


すっかり入換専用機となったデキに久々の再会であります。


そんなデキが何やら引っ張り出してくるようです。



6500系であります。


最初は何やらラッピングされているのかと思ったら、


モリモリにパテで整形されていたのであります。



そんな6500系に気をとられていたら、試運転線の奥の方から現れたのは6000系。


三河線もしくは蒲郡線で運用されるワンマン改造車の更なる更新車であります。



前面の幕が大きなLEDに変更されているのがわかります。


全塗装され輝かしいスカーレットを纏ったお姿に萌えずにはいられません。


この輝きはまるで新車であります。



そんな舞木検査場にはこんな車両も静態保存されています。


そう、その昔 東名古屋港線の横の実験線で走っていた"CHSST"であります。


このお世辞にもカッコイイとは言えない車両は"常電導磁気浮上交通システム"と呼ばれ、


中部HSST開発株式会社が製作しました。


1991年4月から実験走行が行われた夢の乗り物なのであります。


そんな夢の乗り物は、夢で終わらずにちゃんと実用化されたのであります。


2005年に開催された愛知万博に合わせて開業した愛知高速交通東部丘陵線、


通称"リニモ"であります。



舞木検査場の敷地内は正に宝の宝庫であります。


整理されて置かれているのは屋根上で見かけるクーラーのカバー部分。


"6051"と"3511"と"1112"の車番が確認できます。



動力車輪も置いてありました。♪


ちなみにこれら全ての写真は舞木検査場の敷地外の公道から撮影しています。



3400系"いもむし"のお姿もあります。


結構塗装が傷んできていますが、それでも大事に保存されています。



8800系"パノラマDX"は展望室部分のみのカットモデルとして保存されています。


子供の頃の花形車両がここにはあるのです。


ちなみに左の蒲鉾みたいなカットモデルは5500系であります。


こちらからはお顔が拝めないのが悔やまれます。


そんな舞木検査場の中でも特別なオーラを放つ伝説の車両がいるのであります。


それは…



つづく (´艸`*)