奈良線に思いを馳せて 前編

おはようございます、akiringです。


さて、2年程前のお話でありますが、ドライブがてら信楽経由で木津へ行った時のこと。


木津はてっきり奈良県だと思っていたら京都府だったというあのお話しを思い出します。



当時木津を訪れた目的はコレでありました。


JR西日本の321系であります。


学研都市線で運用される321系の写真を撮るために終着駅の木津へと足を運びました。


まぁ~想定はしていましたが321系の魅力にハマりまして、


この日のうちにタムタムに寄り道して入線したことは言うまでもありません。



木津駅は学研都市線だけでなく、奈良線と関西本線も乗り入れるジャンクション駅。


訪れたのは平日の日中でありましたが、多くの列車が次々と発着して最高でした。


大好物の前面転落防止幌を装着した221系リニューアル車も頻繁にやってきます。


琵琶湖線や草津線でも221系を見ることはできますが、やはり奈良線は頻度が違います。


そんな中、あることに気がついたのでありました。


そう、JR奈良線は"奈良を走らない"問題であります。


JR奈良線は京都と木津を結ぶ路線であります。


そう、JR奈良線は京都府から出ることなくその路線の全ては京都府なのであります。


奈良線を走る列車は、この木津からそのまま関西本線に入り奈良まで直通するのです。


木津から奈良はほんのわずかでありますが、この区間は奈良線ではなく関西本線なのです。


現在奈良線は複線化工事が進められています。


利用客が多い京都~城陽はもうすぐ複線化される見込みです。


城陽から木津までの複線化は、構想はなくもないようですが夢の話のようです。


奈良線には並走するライバルが存在します。


そう、近鉄京都線であります。


京都~奈良では近鉄に軍配があがっているようであります。



奈良線の普通列車に多く運用されている車両が写真の205系1000番台であります。


205系と言えば、その昔山手線をはじめ関東圏で多く活躍していた車両であります。


国鉄末期からJRとなってからも製造された車両であります。


時期的にはあの211系と同じ頃、同級生と言ったところでしょうか。


写真の205系1000番台は近畿車両で製造された形式で、前面窓に特徴があります。


運転席側の窓が小さく助手席側の窓が大きくなっています。


写真ではわかりにくいですが、側面乗車ドアの窓も大きくなっています。


もともとは阪和線などで運用されていた車両でありますが、奈良線に転属されました。



こちらが205系0番台であります。


前面窓が山手線で活躍していた車両と同様の形状で、運転席側の窓が大きいです。


側面乗車ドアの窓が小さいことも確認できます。



そんな205系1000番台も模型で是非とも所有したいなぁ~なんて考えていましたが、


なんやかんやで約2年の歳月を経てマイクロエースが製品化してくれました。



ドーン!


満を持して 205系1000番台 の入線であります。



なかなかのクオリティーであります。♪


ただしスカートの形状が現状と異なります。


製品には奈良線に転属と謳ってありますが、なんと製品には奈良線の幕が未収録という


なんともマイクロエースらしい珍事もご愛嬌。


まぁ~追々なんとかしようと思います。



それでも最近のマイクロエース製品は良くなりました。


一昔前の製品は購入をためらう程の出来栄えでありましたが、本当に良くなりました。



マイクロエースらしい細部まで表現された印刷などはツボります。


前面のカプラーはダミーですが、中間カプラーはTN化してみました。



あれ?っと思った人もいると思いますが、同じく奈良線で活躍する103系との並びです。


いつの間に103系入線したんだという声が聞こえてきそうですが、


それは後編で。 ( *´艸`)♪♪