自分探しの旅 姨捨編

こんにちは、akiringです。


なんやかんやでオリンピックも終わりました。


なんだかパッとしない毎日ですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。


世間は盆休みですが、自分はクレーマー退治などの影響でまともな休みが見込めません。


そんな中、先日ちょっくら自分探しの旅へと出かけてきました。


向かった先は…



踏切であります。


え? 踏切? なんて思う人もいるでしょうが、この踏切にずっと来たかったのです。



もうお気づきの人も多いと思いますが、ここはJR東日本 篠ノ井線の大池踏切であります。


警報機はありますが遮断機がない第三種踏切は、手前と奥で高さが異なります。


そう、ここはかの有名な姨捨駅なのであります。


長野県千曲市の篠ノ井線の駅である姨捨駅は標高551mの山の中腹に位置します。


全国でも数少ないスイッチバックが見られる駅は、是非とも訪れたかった場所です。


名古屋方面からはクルマで約3時間30分ほどの道のり。


長野自動車道の姨捨SAにあるスマートETCインターを利用すれば便利です。



姨捨駅のホームからの眺めは最高であります。


それまで降りつづいた雨はピタリとやみ、雲が切れて薄日が差してきました。


眼下には日本三大車窓のひとつに数えられる善光寺平が広がります。


雄大な千曲川とその奥には北陸新幹線を見ることができます。





大池踏切から松本側を眺めます。


左手前に下っているのは長野方面に向かう線路です。


手前の2線は後方にある姨捨駅のホームに入る線路で、上下線の交換もできる構造です。



大池踏切から姨捨駅を眺めます。


ホームの奥には少し左に曲がり急な上り勾配となっている線路が見えます。


その奥は車止めとなっています。



少しアングルを変えてみました。


モジュールで再現したくなります。



姨捨駅のすぐ下を通過しているのが篠ノ井線の本線です。


長野方面へ急な下り勾配であることがわかります。



踏切の警報機が鳴り始めました。


やって来たのは名古屋発 長野行きの"ワイドビューしなの"であります。



第3種踏切に向け警笛を鳴らしながら2両増結した列車が去って行きました。



ほどなくして松本行きが上り勾配を力強くのぼって来ました。


さぁ~列車がスイッチバックする様子を特等席で見学することと致します。♪



まずは列車は引き上げ線に入ります。


一見複線のように見えますが、引き上げ線は平たんになっています。


右の松本方面に向かう線路は再び上り勾配なのがわかります。



尾灯を点灯したまま後退しながら姨捨駅に入線します。


運転手さんが座っているように見えますが、車掌さんで運転操作は行っていません。


松本側の運転手さんが顔を出しているのが見えます。



前照灯を点灯したまま後退してホームへ。


運転手さんが乗務員窓から後方を確認しているのがわかります。


この列車には他にも乗務員さんが2名乗車されていました。



ほどなくして松本方面へと出発していきました。


しばらく待つこと15分ほど、再び踏切の警報機が鳴り始めました。


お目当ての列車がやって来たのであります。



ドーン!


"リゾートビューふるさと"であります。


長野総合車両センター所属のハイブリッド気動車 HB-E300系は只今ラッピング中。



"リゾートビューふるさと"も姨捨駅に停車するのでスイッチバックします。



姨捨駅に停車しました。♪



ほどなくして松本からやって来た長野行きが入線して交換します。


"リゾートビューふるさと"よりも停車時間の短い長野行きの方が先発しますが…



その前に長野発 名古屋行きの"ワイドビューしなの"の通過を待ちます。



同じ車両なのに篠ノ井線を走る383系は魅力が増すのは気のせいでしょうか。



"リゾートビューふるさと"も松本方面へと出発です。



帰宅したら模型を出して再び萌えようと思います。w



つづく (´∀`*)ウフフ