コロナ禍の短編成

いよいよ来年3月から315系の運用が開始されることが発表されました。


つまり211系などの淘汰が同時にはじまるということであります。



写真のハイブリッド車両HC85系も試運転を繰り返していますが、


近々キハ85系もこれに置き換えられることになります。



致し方ありませんが、やはりさみしい限りであります。


残り少ない時間を大切にしたいと思います。


そんなキハ85系を使用する"ひだ"と"南紀"でありますが、


このコロナ禍の影響で運用に変化が見られます。



なんと一部の列車でグリーン車を連結しない2両編成で運用されているのであります。



名古屋車両区では編成の組み換えなどを見ることができますが、


2両編成での運用は逆に新鮮であります。


キハ75系が美濃太田へ転属した時に3両編成で運用した時も驚きましたが、


やはり気動車はマルチな運用が可能なのだということがわかります。



電車の場合は動力を持たないクハやサハがありますが、


キハ85系の場合は全ての車両に大出力エンジンを1両あたり2基も積んでいます。


車両を減らすということは、単純にコストをカットできるのであります。



こうなると困ったもので模型で2両編成を再現してみたくなるのは致し方ないこと。


KATO製のキハ85系は運転席を持たない一般中間車のキハ84が動力車であります。


今回2両編成での運用を再現するとなると、先頭車のキハ85を動力化する必要があります。


そこで早速加工したのはラウンドハウスから発売されている動力ユニット。


コレは房総鉄道メンバーのbasaさんからお譲りいただいたもので、


中間キハ84のT車に組み込んでいたものを再び外して加工することにしました。


コレが結構難儀な作業の連続だったのであります。


写真はいろんなところを削り倒して、先頭部分には運転台を取り付けたものであります。



ドーン!


いきなり完成であります。


写真は幕を貼り付けていませんが、"南紀"としました。


残念ながら今回はライトの点灯はしませんが、せっかくなので先頭カプラーをTN化。


貫通型のキハ85 100番台ではなく、あえての非貫通キハ85 0番台としたところが


個人的にはこだわったところであります。



しっかり運転台の再現もできています。



この車両はもともと余剰車でありました。


各所にウェザリングを施して車両区の隅に置くための車両としていましたが、


この度車籍が復活し、床下も動力化に伴ってピカピカになりました。



些細なことでありますが、いいんです自己満足であります。


(´∀`*)ウフフ ♪