近郊形駅モジュール製作 その2

こんばんは、akiringです。


暦の上では春でありますが、雪が舞っている名古屋であります。



さて、近郊形駅モジュール製作の進捗状況であります。


今回のモジュールサイズは1800㎜ × 300㎜としています。


コレを半分の900㎜ × 300㎜に分割できる構造としています。


レールは主にKATOのフレキシブルレールを使用します。


コルク製の道床にフレキシブルレールをゴム系接着剤で固定して、爪楊枝で微調整します。



ホームはKATO製の近郊形島式ホームを使用しますが、房総鉄道の規格は主にTOMIXの


ファイントラック規格を採用します。


そのため複線の間隔は37㎜とする必要があります。


またレール高は150㎜とする必要がありますが、今回5月に予定しています走行会は


モジュールを床置きする予定であることから今回はちょっと違います。


5.5㎜厚のMDF材をベースとして製作し、レール高はわずか13㎜としています。



モジュールのジョイント部分はTOMIX製のバリアブルレールを使用してドッキングします。


今回このドッキング部分に橋上駅舎建物を配置することで、


ドッキング部分を目立たなくする目的もあります。


TOMIX製のレール下には0.3㎜のプラ板を挟んで高さを合わせています。



今回のモジュールは島式ホーム1面2線という構成で製作していますが、


ホームはKATO製を採用することにしました。


理由のひとつとしては、ホームの幅にありました。


KATO製の島式ホームの幅は42㎜で、ホーム部分の複線間隔は49.5㎜となります。


TOMIX製島式ホームの場合のホーム部分の複線間隔は55.5㎜と6㎜の違いがあります。


Nゲージは1/150スケールなのでこの6㎜を150倍すると、その差は900㎜違うことに。


何が言いたいのかというと、複線の間隔37㎜からホーム部分へアプローチする際の


レールの曲線が緩やかになるようにと考慮した結果のKATO製なのであります。


言ってる意味がわかりますでしょうか…。



橋上駅舎建物を置いた状態はこんな感じになります。


モジュールの中央のドッキング部分をカムフラージュすべく、まぁまぁな景観です。


この駅舎建物及びホームはモジュール完成後も脱着式とする予定であります。


今回のモジュールは特に運搬にも考慮した構造としています。



そして早速試運転であります。


車両のサイズから試運転には近鉄車両を抜擢することが多いですが、


今回は汎用特急車両22600系と2200系を起用してみました。



何往復も駅構内を行ったり来たりして状況を確認してみます。



次に115系で試運転を行いました。


今回この駅は20m級の車両で8両編成が停車可能な設計で製作しています。


115系8両編成(4両編成 × 2編成)を停車させて写真のような感じになります。


今回写真ではわかりにくいですが、車両とホームの間は広めに設定しています。


これは走行会で新幹線車両を高速で通過させることも想定したものであります。



まだ小物を何も取り付けていないホームは味気ないですが、


なんとなく雰囲気はこんな感じであります。



KATO製の近郊形島式ホームは屋根が高いので車両がよく見えます。



まだまだ先は長いですが、ゆっくりもしていられません。


ひきつづき時間を見つけて工事を急ぎたいと思います。


(;´Д`) ほぇ~