こんばんは、akiringです。

いろいろありましてストレスがたまっておる今日この頃です。

そんな時は鉄道に浸り現実から逃げてしまうに限ります。

さて、今回ご紹介するのはJR東海の311系であります。

1989年7月9日のダイヤ改正にあわせて登場した311系は211系5000番台、

213系5000番台につづきJR東海が3番目に製造した電車形式となります。

1989年7月9日のダイヤ改正でJR東海道本線、中央線、名鉄名古屋本線、

名古屋市営地下鉄名城線からなる金山総合駅が開業し、JR東海は東海道本線の

豊橋～大垣 を走る新快速を増発しました。

311系はこれらに使用するために新製されたものであります。

基本性能は211系5000番台に準じていますが、車体デザインは変更されました。

前面には大型の曲面ガラスを使用し、曲面を強調したデザインを採用したことで

先頭のクモハ311形とクハ310形は211系に比べて100㎜車体が長くなっています。

車体に入る帯は211系に採用された湘南色ではなくJR東海のコーポレートカラー

であるオレンジ色とされました。

詳しくは各自調べて下さいね。 (*´ω｀*)

1989年から1年間で15編成製造された311系は、その後現在JR東海エリアで

一大勢力を誇る313系にバトンタッチされました。

登場時は東海道本線の新快速に優先的に使用されましたが、

現在は普通で使用されることが多くなりました。

中央西線に入った時期もありました。

臨時で滋賀県の長浜まで運用されことも確かあったかと思います。

現在は大垣に所属し、東海道本線と武豊線で運用されています。

武豊線電化に伴い武豊線を走る311系を見た時には感動した記憶があります。

上の写真は大垣駅であります。

311系は大垣～豊橋での運用が多いですが、豊橋～浜松や大垣～米原で

運用されることも多いのです。

米原駅では西日本の車両と並ぶ姿が楽しめたりします。

そんな311系でありますが…

ドーン！

ようやく入線であります。

え？　今更？

な～んて声が聞こえてきそうですが、そう、今更なのであります。

211系は各メーカーから様々なバリエーションが模型化されて発売されています。

しかし311系はマイクロエースのみが模型化しています。

マイクロエースが311系を発売した際に飛びついて購入しようとしましたが、

なにせマイクロエースであります。

当時のマイクロエース製品は正直あまり精度がよろしくなく、（今は？）

購入を見合わせていました。

その後GMあたりから模型化されるのではなんて期待していましたが、

どうやらそれは叶わないような気がしてきました。

まぁ～仕方がない、あきらめるかなぁ～なんて思っていましたが、

やはり中京圏の鉄道シーンを再現するためには311系は欠かせない

車両なのであります。

それならばと決心して、いざ購入しようとすると品薄なのが鉄道模型あるある。

311系もなかなか入手困難な製品となってしまいました。

マイクロエースからは登場時の姿を再現したものや、今回入線した床下グレーで

パンタがシングルアーム化された現在の姿のものが発売されていますが、

ネットなどでは結構高騰しています。

ポポンなど店頭に程度のいい中古商品が出ることがありますが、

やはりそれなりのお値段になることが多いのです。

そんな中、以前から311系を物色していることを知っていたあるスジから

グッドコンディションの逸品が入荷したとの情報をいただき、

格安で手に入れることがこの度実現したワケであります。

造形はけして悪くはありません。

むしろ印刷も細かくて、なかなかイイ仕上がりであります。

しかしながら車体床下が反っていたり動力が不調だったりはむしろ常識くらいな、

それがマイクロエースというものです。

今回の品は購入してそのまま長期保管してあったという美品。

死んだ爺さんが納屋で大事にフェラーリをしまいこんでいたような

そんなミラクルコンディションなのであります。

なので走行歴はナシ。

メンテナンスしたらすっかりグッドコンディションとなりました。

早速整備を施しました。

全車先頭を含む全てのカプラーをTN化。

クハの床下には汚物タンクを取り付けました。

床下の反りなどは補正で直りました。

屋根上のクーラーの違いも再現されています。

パンタもシングルアーム化された姿であります。

トイレは見えないのにしっかり和便器が再現されています。

クロスシートの表現もマイクロエースらしいです。

なかなかいい買い物をしました。

幕は運用の幅が広がる大垣行きの普通としました。

以上、311系がようやく入線したというお話でありました。

（´∀｀*）ｳﾌﾌ