近鉄 30000系 ビスタEX (旧塗装)


複線モジュールの完成をお知らせした際に、しれっと登場していた車両がありました。


それがこの近鉄 30000系 ビスタEX であります。


実はこの車両、現在も実車は近鉄各線で活躍はしていますが仕様が異なります。


現在は新塗装と呼ばれる更新工事を施した仕様に改められているのです。


つまりこの写真の仕様は過去のもの、今は実車を見ることはできない旧塗装なのです。



個人的にはこの旧塗装の方が現在活躍している新塗装よりも好きなのであります。


なんと申しましょうか、近鉄特急らしいとでも申しましょうか。


近鉄特急の伝統のカラーリングを残しつつ、新しさを表現したような感じが好きなのです。



この30000系は3代目ビスタカーとして1978年に登場した車両であります。


平成に入ってから大幅な更新工事を施され、ビスタEXとしてリニューアルしました。


その際にこのカラーリングとされましたが、現在は塗装を変更しています。



側面のビスタカーを意味する"V"の表現は、当初中間車の2階建て車両にありましたが


ビスタEXでは先頭車に移動しています。


車両間の連結部分の幌の位置が2階席の高さに合わせられているところがツボです。


模型では標準でアーノルドカプラーが採用されていますが、車間は意外とイイ感じです。


(現在は中間TN化工事を済ませています。)



中間車2両は2階建て構造となっていて、更新工事で窓が大きくなりました。


乗降ドアは車両の中央の設けられ、中央からX状の階段で1階と2階へアクセスする


不思議な構造となっています。



ご覧なさいこの横っ面を、なんとも男前ではありませんか。


昭和生まれのこのツラが、なんともキュンキュンさせるのであります。♪



今のところ4両編成で特急運用されますが、追々増結をするかも知れません。


名阪特急"ひのとり"との離合など楽しみたいと思います。


(*´ω`*) キュンキュン♪