自分探しの旅 房総車両編

今回の旅で是非とも写真に残しておきたい車両が2形式ありました。


それが209系とE217系であります。



209系と言えば確か自分が高校生の頃に登場した形式で、京浜東北線で運用されていた


記憶があります。


まだインターネットなどが普及していない頃のことです。


鉄道雑誌などで紹介されていた209系を初めて見た時の印象と言えば、


なんて安っぽい車両なんだというのが本音でありました。


その頃の中京圏ではまだまだ国鉄車両が一線で活躍していました。


大都会で走る車両というものは、なんとも理解できないものだと思った記憶があります。


そう言いながらも早速発売された鉄道模型をバイト代でフル編成購入したものであります。


209系はそれまでの鉄道車両の常識を変えた功労者(車)とも言える形式であります。


製造コストもランニングコストも抑えた車両は、寿命もそこそこ短くても元が取れる


くらいのことが言われていましたが、結局は意外と長く運用されたというのが感想です。


その昔房総地区で活躍した211系は、今も長野方面で帯の色を変えて活躍していますが、


209系は先日長野方面に廃車回送された編成がついに出てしまいました。


どうやら209系が消滅する日は近づいてきているようであります。



そしてE217系であります。


高運転台でこれまた当時としては個性的なデザインで登場したE217系も、


どうやらその活躍に幕を下ろすことになったようであります。


登場した時はオデコに3つの前照灯を持つ変わった車両だと思った記憶があります。


通勤車両でありながら、2階建てグリーン車を連結するスタイルは、


東海道線でも見られましたが、中京圏では見ることのない最長15両編成という


堂々たるものでありました。


スカートの形状や帯の色目が明るくなったりの変更はあったものの、


ここまでよく活躍してくれたものだと思います。


実はこのE217系は自分の弟がはじめて鉄道模型を購入した車両ということもあり、


なんだかよくわかりませんが愛着みたいなものがあります。


そんな当時弟が購入した4両付属編成(TOMIX製の初期ロット)は


今も自分が継承して大切に所有していたりします。



今回の旅で255系を撮影することはできませんでしたが、E257系は撮影できました。


この車両は5両編成1ユニットということもあり、様々な運用が可能な万能車両です。


一部がリニューアルされて伊豆半島の方にも行くようになったようですが、


まだまだ活躍が期待できる形式かと思います。



房総の地から帰還する前に、木更津駅まで足を運んで日が暮れるまで撮影しました。



堂々たる15両フル編成。


何度見ても興奮します。


既に廃車されてしまった編成もあるようで、E235系に置き換えがはじまっています。



それと木更津駅で遭遇した真新しい車両。


どうやらE131系という車両のようで、2両1ユニットで運用されるようです。


JR東日本もどんどん車両の入れ替えを進めるようですねぇ。



最後は2年前に房総鉄道のメンバーと乗車した久留里線のキハE130を撮影したところで


完全に日が暮れてしまったので撮影はおしまいとなりました。


いろいろと発見も多かった今回の旅。


最後はアクアラインから新東名を走って帰路につきました。



おしまい (*´▽`*)