813系200番台を改良

今宵も夜更かし上等であります。



去年リニューアルされ再販されたKATOの813系200番台であります。


JR九州で活躍する車両であります。


写真左は福北ゆたか線仕様の車両です。


今回のリニューアルで細部まで改善がなされましたが、ひとつだけ悩みがありました。


それは…



この車間であります。


今回のリニューアルでカプラーはBM式フックなしカプラーへ変更されました。


増結時の先頭同士の連結の際は、KATOによくあるカプラーを前に引っ張り出す機構が


そのまま採用されました。


そのため写真のように車間は結構離れるのであります。


これはおそらく半径の小さなカーブ区間にも対応するためだと思いますが、


それでもちょっと離れすぎているように思うのであります。


そこで今回先頭カプラーを改良することにしました。


リニューアル前の旧製品はTOMIXのTNカプラーへ加工して交換していました。


しかし先頭M車の813系は動力台車を大幅にカットする必要がありました。


実は813系はフライホイール動力を採用していないのであります。



いろいろ考えましたが、今回使用するのはコレであります。


KATOの4860-1C3 クモハ381の前面用カプラーであります。



コレを加工して、電連も移植して完成であります。


スプリングは残していますが、首は結構やわらかく可動します。



前後にスライドする機構を丸ごと撤去します。


写真は撤去後にライトユニットとスカートを復旧した状態です。


ちなみにリニューアルで200番台の特徴でもある内側のフォグランプは実車同様


非点灯に修正されました。



ボディーを復旧してカプラーをゴム系接着剤で取り付けます。



そして完成した状態。


カプラーを引き出さない状態で連結が可能となります。



裏側から見た状態はこんな感じ。


M車もT車も台車の加工は不要であります。



前面同士の連結を行った場合の連結間隔はこんな感じ。


TNカプラーと同等の連結間隔と見た目になりました。



別角度から見た状態。



福北ゆたか線仕様は他編成と連結することはありませんが、せっかくなので加工。


3編成6両全ての工事が完了しました。


(´∀`*)ウフフ