念願だった天橋立 前編


こんばんは、akiringです。


日曜日、自分は趣のある跨線橋にいました。


はたしてここは一体…



そう、ここは京都丹後鉄道の天橋立駅なのであります。


念願だった天橋立にやって来たのであります。



急遽予定が変更となり、強行で北陸道と舞鶴若狭道を法定速度でブチかまして


新愛機RAV4でやってまいりました。


お目当ては勿の論、コイツであります…



ドーン!


そう、KTR8000 "丹後の海" であります。



以前から気になっていましたが、今回ようやく実物を見ることが出来ました。


リニューアル前の"タンゴ・ディスカバリー"時代は京都駅で見たことはありましたが、


水戸岡氏が手掛けたこの"丹後の海"はお初であります。



JR西日本と直通運転する特急形気動車で、2両1ユニットで構成され、


3ユニット6両編成まで連結して運用されます。


以前はJR485系と併結運転を行っていました。


詳しくはウィキペディア等をご参照ください。w



独特な形状の先頭部分は結構丸いです。


前面は貫通式で、プラグドアの中にホロが隠れています。


京都から天橋立に来る際は、途中宮津駅で進行方向が変わります。



福知山から宮津を経由してこの天橋立までは電化されています。


駅舎は新しく、天橋立周辺の観光の拠点となります。


日本三景の天橋立はこの駅から歩いてスグであります。


天橋立駅から徒歩数分のところからモノレールもしくはリフトで山の上にある


ビューランドなる場所へ行くことが出来ます。


山頂までは約7分、山の上には展望が楽しめるだけでなく、


ちょっとした遊園地もあります。



展望台からの眺めは最高であります。


股の下から逆さまに覗くのが有名でありますが、いやいや普通に眺める方が


絶対に絶景であります。



展望台からは天橋立駅も眺められます。


ちなみに駅の奥の駐車場にRAV4がとめてありますが、わかりますでしょうか。w



いましたいました。♪


到着した時は空いていましたが、どうやら満車のようです。



望遠レンズでいろいろと見渡すのも楽しいものであります。♪



様々な遊覧船やボートが行き来していて活気があります。


さて、お次は山を下りて天橋立に行ってみたいと思います。



つづく (´∀`*)ウフフ♪

流離の旅へ 後編

前回までのあらすじ


部下に仕事を任せて有給休暇を遂行したakiringは、納車されたばかりの新愛機"RAV4"で


三重県方面に流離の旅へ出かけるのでありました。


途中JRの伊勢奥津駅でツタに覆われた謎の構造物を発見するのでありました。


それは昔の蒸気機関車が活躍していた頃の給水塔でありました。


akiringは伊勢奥津駅で名松線の様々な歴史を思い知るのでありました。



伊勢奥津駅から松阪行きのキハ11に追いつき追い越し追い越されながらやって来たのは


家城駅であります。



家城駅は名松線で唯一上下線が交換できる駅なのであります。


この駅に来たかった理由は、キハ11の上下交換は勿論のことなんですが、


もうひとつ見てみたかったことがあるのであります。



家城駅には僅差で自分が先に到着することができましたので、キハ11が家城駅に


入ってくるのを迎えることになりました。


おそらく列車の運転手さんは伊勢奥津駅で見かけた赤いポロシャツの坊主頭が居る


って驚いたに違いありません。w



アイドリングしながら伊勢奥津行きの到着を待ちます。


この駅では上下線10分以上停車するのであります。


その理由は…



おわかりだろうか、駅員さんが運転手さんから何かを手にしました。


そう、スタフであります。



名松線の家城~伊勢奥津はスタフ閉塞を採用しているのであります。


つまり家城~伊勢奥津は1本の列車しか侵入することが許されないのであります。


松阪行きから預かったスタフは駅舎で一旦保管されます。


そして伊勢奥津行きの到着を待ちます。



しばらくして松阪から伊勢奥津行きがやって来ました。


ミラーには松阪行きが映り込みます。


家城駅は対向式2面ホームで、上下線は簡単な踏切を渡る構造ですが、


遮断機ではなく鎖して駅員さんが遮断します。


列車の接近を知らせる警報も駅員さんが手動でスイッチを入れていました。



キハ11 300番台がスプリングポイントをゆっくり通過。



松阪行きはキハ11 305で、この伊勢奥津行きはキハ11 306であります。



やはりキハ11は名古屋で見るより名松線で見る方がサマになりますねぇ~。♪



上下線のキハ11 300番台が家城駅で並びました。


先に松阪行きが発車して、それから駅員さんが駅舎から先程のスタフを持ち出し


伊勢奥津行きの運転手さんにスタフを渡します。


このやりとりのために、この家城駅の停車時間は上下線とも長く設定されているのです。



キハ11 300番台 伊勢奥津行きがゆっくりと発車していきました。


いやぁ~楽しいですなぁ~。


有給休暇を遂行してスタフ閉塞を堪能なんて最高です。♪


満足したところで次の場所に移動であります。



家城駅からしばらく行くと山の上に風力発電の風車がいっぱい見えます。


そう、有名な青山高原であります。


近鉄大阪線がトンネルで貫く青山高原は標高800mほどで、南北に10㎞ほどつづきます。


資料によると風力発電の風車は91基もあるとのことです。



青山高原はクルマで簡単にのぼることができます。


展望台には駐車場もあり、簡単な食事ができるお店なんかもあります。


展望台から望遠レンズで下を走る近鉄アーバンライナーを捕獲しました。



青山高原には三角点があります。



写真をインスタにアップしつつ腹ごしらえであります。


いただきましたのは"高原うどん"であります。


素朴でありましたがとても美味しい一杯でありました。♪



青山高原に訪れたのは10年ぶりくらいになります。


以前は毎年のように来ていましたが、素晴らしい景色は健在でありました。


雲が多く靄がかかっていましたが、それでも景色は楽しめました。


天気が好ければ伊勢湾なども一望できる素晴らしい場所です。



青山高原を吹き抜ける風を感じながら今回の流離の旅はクライマックスであります。


とても有意義な休みとなりました。



おしまい(´∀`*)ウフフ♪



オマケ編



伊勢奥津駅のお店で購入した自分へのお土産。♪


全線復旧のヘッドマークピンバッチはテンションが上がります。 (*´ω`*) ♪



途中近鉄大阪線で見かけた列車。


名古屋には来ない車両であります。



確かグリーンマックスから発売してたような…


気になります。 ( *´艸`) ♪

流離の旅へ 中編

前回のあらすじ


部下に仕事を任せて気楽にも有給休暇を遂行したakiring。


納車されたばかりの新愛機"RAV4"で三重県方面へドライブする流離の旅へと出かけた。


ちょいちょい休憩しながらたどり着いた山奥の場所で目の前に現れたツタに覆われた


謎の構造物の正体は一体…



ツタに覆われた謎の構造物の前で新愛機"RAV4"を撮影。


あいかわらずゴッツイ面構えにキュンとします。w



さて、到着しましたのはJR東海の名松線の終着駅であります伊勢奥津駅であります。


ツタに覆われた謎の構造物は、今は使われていない給水塔であります。


そう、昔活躍した蒸気機関車に給水するための設備であります。


この辺りは林業が盛んで、その昔は大勢の人でにぎわいました。


"名松線"という路線名はこの路線が名張から松阪をむすぶ計画だったことを現しています。


しかし名張から松阪は並走する近鉄が走っています。


路線形状が良く電化され運行本数も多い近鉄に比べ、山間部を非電化で走る名松線に


名張まで路線を伸ばす意味がなくなってしまったので、


終着はこの伊勢奥津駅となったワケであります。



名松線は幾度か廃線の危機にさらされてきました。


ただでさえ大赤字路線である名松線でありますが、


度重なる自然災害で何度か不通となっています。



その度に復活を遂げてきましたが、2009年10月の台風18号で約40箇所の


土砂崩れが発生し、家城~伊勢奥津は再び廃線の危機となってしまったのです。


しかし周辺自治体の熱烈なはたらきかけにより、


約6年の年月を経て奇跡の復活を遂げたのであります。



伊勢奥津駅の駅舎は新しくされ、土産物店などが入ります。


建物内には名松線の歴史がわかる写真が展示されています。


昔は蒸気機関車が牽く貨物列車も活躍していた名松線。



国鉄時代はキハ35系やキハ58系も活躍していました。



数ある写真の中には幾度かの廃止の危機と闘ってきた歴史もありました。



こうしてこの伊勢奥津駅にキハ11 300番台が来ることの重みを感じさせられます。


伊勢奥津駅で名松線の歴史を学んだら、次の目的地に移動であります。


名松線は最高速度が確か65㎞くらいだったと思います。


次の目的地まで先に伊勢奥津駅を出たキハ11を容易く抜いて先回りが可能です。



先回りするとスグにキハ11がやって来ます。


撮影をしたら再び並走しながら移動です。



名松線は雲出川に沿って走っています。


雲出川は川底が見えるくらい水が綺麗な川であります。


名松線は何度か雲出川を渡りますが、ちゃんとカメラをセットすれば水鏡の撮影も


きっと楽しめるはずであります。



次回、流離の旅へ 後編へつづく