クルマの進化
愛機カローラスポーツが日帰り入院から戻ってきました。
CVTのHV車もイイけれど、やっぱり6速MT車のコイツがイイ。♪
18で免許を取ってから2号機を含めて10数台クルマを乗り継いできたが、
ここ最近のクルマは大きな転機をむかえていると思う。
HV車が世間に浸透し、珍しくもなんともなくなった昨今。
各種安全装置が標準装備になっただの自動運転がどうのとなってきて、
なんやかんやクルマの価格もそれなりにお高くなってきてもいる。
便利で快適になってきてはいるような気はしているが、
問題はそれを操る人間がそんなクルマとどう付き合っていくのかが問題に思えてくる。
このクルマも例外ではなく、"カローラ"という名前を背負いながら
新しいこれからのクルマとはなんぞやという小難しいものをカタチにしつつある。
つまり自分に言わせればまだまだ未完成で、四六時中クルマのことばかり
考えているような賢い人たちが今の人たちにはどんなクルマが必要なのか、
これからのクルマはどうあるべきか、なんて模索しながら世の中に
投入してきたと思うのである。
それを専門家や自分たちユーザーがあーでもないこーでもないと評論する。
それをまたメーカーは吸い上げて新しいクルマづくりに活かしていくを繰り返して
クルマ業界はきっと成長していくのだと思う。
もう今のクルマは自分でバラシていじくりにくくなってきた。
自分のクルマに対する熱が下がってきたのかも知れないが、
逆に言えばメーカーが出してきたクルマの完成度上がってきているということもある。
運転していてそう思う。
この手のクラスのクルマに18インチのタイヤなんて国産車で履いていたら
一昔前はハンドルをとられて走りにくくて仕方がなかったものだ。
それがメーカー標準で履いてきて、なんてことなく普通に走る。
低排気量をダウンサイジングターボでカバーして、燃費は一昔前の倍は走る。
そんなクルマとどう付き合っていくのかを考えながらしばらく走りまわってみた。
現在2号機と仕事で使っている戦友の3号機を合わせて3台のクルマを
使い分けているが、そんないろんなことを考えながらクルマを操ると、
また違ったクルマの楽しさが見えてくるような気がする。
すっかり日が暮れて、勝手にライトが点灯し、
必要に応じてライトはハイビームとロービームを自動で使い分けてくれる。
6速MT車なのに高速でボタンを押せば速度を維持しながら車線も維持してくれる。
それでいてエンジンは唸ることなく静かで、音楽を楽しみながら家路につく。
これが自然に誰でも特別ではなく使えることが技術の進歩なのだと思う。
あの頃夢のようだった技術が、高級車にしか装備されていなかったあの機能が、
今は当たり前になってきていたりして。
今夢のようなことが、不可能とされているようなことが、
近い未来当たり前になっているのかも知れない。
これからも技術の進歩、そしてクルマの進化が楽しみである。
そんなことを感じた日曜日でありました。
(*´▽`*)
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