近鉄 10100系 新ビスタカー

本日10月14日は"鉄道の日"であります。


新橋~横浜(現:桜木町)の鉄道が開業して今日で150周年を迎えたのであります。


こうしてこの国で鉄道マニアを堪能していられることに心から感謝であります。



JR東日本が鉄道開業150周年スペシャルサイトを開設しています。


なかなか感慨深い素晴らしいサイトでありますので貼りつけておきます。


そんな鉄道開業150周年とは特には関係がありませんが、先日ちょっとした記念日が。


私事ではありますが、10月11日におかげさまで45歳となりました。


それを記念しましてこんな車両が手元にやってまいりました。



ドーン!


近鉄 10100系 新ビスタカーであります。


KATOからレジェンドコレクションとして製品化されたスペシャルなセットであります。


近鉄に心を奪われてからというもの、この車両が欲しくて欲しくて探しておりました。


そんな自分のもとにあるスジからベストコンディションの新品が発掘され届きました。


未整備のピカピカ、小物は袋に入ったままの手つかず状態であります。


展示用のレールまで付属した特別なセットなのであります。



セットには取扱説明書とは別にこんなモノも付属しています。


10100系の栄光の歴史が紹介された資料であります。



製品は10100系 新ビスタカーの登場時を再現した2編成がセットとなっています。


10100系は非貫通顔と貫通顔の2種類の顔を持ち、3両1編成ユニットで構成されます。


非貫通顔にパンタが2基搭載されている写真奥の編成がA編成で、手前がB編成です。


ちなみに両側が貫通顔のC編成というのも存在し、KATOから過去に製品化されています。



10100系の登場時の姿を高レベルで的確に再現しています。


登場時非貫通顔も貫通顔もスカートは未搭載でありました。


非貫通顔の前面には簡易連結器が搭載されていますが、部品の交換で無い姿も再現可能。


"名阪"のサボは交換可能なのであります。


この10100系を語る上で避けて通れないのが"伊勢湾台風"と"改軌"であります。


ここでは割愛させていただきますが、興味がある方は検索してみてください。


きっともっと近鉄が好きになるはずであります。



3両編成の中間車が2階建て構造となっています。


ご覧の通り今の近鉄では見ることができない連接構造であることがわかります。


A編成が動力車を含む基本編成で、B編成は動力車を持たない増結編成であります。


ちなみにC編成には動力車があります。


A編成の動力車は貫通顔先頭車のため、2階建て構造の中間車は1階部分も忠実に再現。



自分が物心がつく前に引退してしまった名車でありますが、その存在は偉大であります。



貫通顔の前面には標準でBM式フック付きのカプラーが搭載されていましたが、


これは連結間隔の調整も含めてTN化してみました。


A編成には写真のようなジャンパ栓やジャンパホースをユーザー取り付けで再現可能。



写真左がA編成の貫通顔で、写真右がB編成の貫通顔。


特急マークはホロと一体で部品交換が可能で、容易に表情を変えることができます。


サボも交換可能で、写真の名阪特急を表す"名阪"の他に"鳥羽"など行先にもできます。


写真右のようなサボのない土台だけの姿も再現することができます。


貫通顔の助手席側の窓が極端に大きいところがまた萌えるポイントなのであります。


伊勢湾台風の甚大な被害からの復興と名古屋線の改軌、そして名阪直通運転などなど。


佐伯勇伝説"禍を転じて福と為す"に思いを馳せながら益々近鉄愛が深まります。


(*´ω`*) ♪