ムーンライトながら終了


東京 ~ 大垣間を結ぶ夜行快速列車"ムーンライトながら"が運転終了というニュース。


覚悟はしていたが、ついに22日発表されました。



子供の頃は"大垣夜行"として165系で運用されていましたが、1996年のダイヤ改正で


"ムーンライトながら"として全車指定快速となりました。


使用された車両はJR東海の373系でした。



その後使用される車両はJR東日本の車両となり、189系や写真の185系が運用されました。


写真は大垣で夜の運用を待つ185系。



2009年には定期運用を終え、臨時夜行快速として運用されていましたが、


コロナウィルス感染拡大の影響もあり、去年3月を最後に運転はされていなかったが、


コロナウィルスが終息し、また普通の毎日に戻ったら運用されるのではと


微かな期待はしていた反面、実のところは既に役目を終えていたようにも思えていた。


185系は国鉄時代の車両で、主に特別急行"踊り子"として運用されてきました。


しかし車両の老朽化もあり、3月からは中央本線で運用されていたE257系が


リニューアル工事を施されて185系を置き換える目的で転属してきました。


もしかしたらE257系が"ムーンライトながら"として運用されるなんていうことも


なくもないのではと期待もしましたが、実現することはありませんでした。



またひとつ時代が終わったような、なんだかさみしい気持ちになります。


写真は一昨年伊豆箱根鉄道に乗り入れる"修善寺踊り子"を撮影したものであります。


しかしながら令和の時代まで活躍しつづけてきた185系には敬意を表したいと思います。