ある日の鉄分補給 前編

先日久々に地下鉄に乗る用事がありました。


名古屋市営地下鉄の東山線は第三軌条方式を採用する路線であります。


架線がないので非電化路線のような感じがします。



東山線は名古屋市営地下鉄の路線の中で一番古く、現在は高畑と藤が丘を結んでいます。


名古屋から藤が丘方面に向かうと、一社の先で地上に出ます。


地上に出るとそのまま高架線となり上社駅に到着します。


川の上に高架線が通る独特な感じが好きなところであります。


今でこそ沿線は写真の様に建物が多くありますが、開業当時周辺は田畑だったそうです。



東山線の車両は1両が16mと短く第三軌条方式を採用することで、


トンネルが小さくてすみます。


それでいて線路幅は新幹線と同じ標準軌を採用しています。


東山線につづいて開業した名城線とそれから分岐する名港線も同じ規格を採用します。



せっかくなので終点の藤が丘駅まで乗車してみました。



藤が丘駅前で朝マックしながら作戦会議。


せっかくなのでちょっくら鉄分補給することにしました。



藤が丘駅から更に東へと向かうことにしました。


そう、リニモであります。


正確には東部丘陵線という路線で、愛知万博に合わせて開業しました。


その昔 名鉄東名古屋線横の実験線で見たHSSTが実用化されたのがこのリニモであります。


久々に乗りましたが、やはり浮いてるだけに静かで加減速が爽快です。



いつもクルマで走る道路の上をあっという間に走り抜けて終点 八草駅に到着です。


八草駅でリニモの入換をしばし見学したら、お次は愛知環状鉄道に乗りかえです。



愛知環状鉄道は国鉄時代に岡多線として建設された路線であります。


その名の通り東海道本線の岡崎と岐阜県の中央西線の多治見を結ぶ計画でありましたが、


計画の途中で中止されてしまいました。


それを引き継ぐかたちで路線を春日井市の高蔵寺まで延ばして開業したのが


この愛知環状鉄道、通称"愛環"なのであります。


現在ではJR東海の313系の兄弟車である2000系が活躍しています。



個人的には写真の青帯車が好きです。


基本設計は313系の300番台に準じていますが、前面の意匠が若干異なります。



路線は所々複線化されていますが、用地はありながら単線区間が目立ちます。


主に高架線とトンネルで構成された高規格路線は、踏切もなく結構な速度で運転されます。


瀬戸市駅から高蔵寺駅までの区間は愛知環状鉄道開業時に開通させた区間でありますが、


これが国鉄 瀬戸線計画のなごりであることは意外と知られていなかったりします。


詳しくはWikipediaで調べてみてください。w



高蔵寺でJR東海の中央西線に乗りかえました。


普通列車で名古屋方面に向かいます。


途中東名高速道路の下をくぐる辺りにあるのが神領駅と神領車両区であります。


只今リニアの工事が進められているこの神領車両区には、ある車両がいたりします。



そう、JR東海が来年3月から運用を開始する新型車両の315系であります。


現在試運転が行われていますが、JR東海初の8両固定編成のようであります。



側面は西日本の大阪環状線で活躍するアレによく似ている気がしないでもありません。


なんやかんやでお昼になりましたので、腹ごしらえすることにしました。



勝川駅で下車をして入ったお店はカレー屋さんであります。


テレビ番組で紹介されたことのあるお店のようで、そこそこ混んでいました。


シーフードカレーをいただきましたが、なかなか美味しゅうございました。



後半へつづく。(´∀`*)ウフフ ♪