ついに製品化 ヨンダーバード
朝方雨が残りましたが、午後からは久々に青空が顔を出した名古屋であります。
さて、今回のネタはコレであります。
JR西日本の683系"サンダーバード"であります。
サンダーバードは関西と北陸を結ぶ人気の特急であります。
683系は北陸新幹線が金沢まで延伸されたタイミングでリニューアル工事を施されました。
写真は683系4000番台、通称"ヨンダーバード"と呼ばれる形式であります。
4000番台は9両固定編成で、流線形非貫通の顔を持ちません。
とは言え写真の金沢側の顔は一見貫通顔に見えますが、貫通準備の状態で非貫通です。
付属編成を増結する際は大阪側に連結します。
こちらが683系0番台の流線形の顔であります。
電連まで装備していますが、基本連結することはありません。
その他4000番台の特徴としては、屋根上のパンタグラフがシングルアームであります。
4000番台は北陸本線の特急列車を語る上では欠かせない存在なのであります。
そしてそんな4000番台がついに…
ドドーン!
KATOから製品化されたのであります。
いつかは製品化されるはずと願っていましたが、ついに現実となりました。
基本セット4両と増結セット5両で9両フル編成が再現されます。
基本セットは紙のケースで、増結セットのブックケースに9両編成が納まります。
早速並べてみました。
いやぁ~うれしいですねぇ~。♪
今回の製品の目玉のひとつがコレであります。
付属してくるこのパーツが大注目なのであります。
詳細は後程。
写真左が金沢側の先頭車であります。
貫通準備状態が再現されています。
ちなみにカプラーはダミーですが、電連のカバーにはJRマークまで再現されています。
写真右は大阪側の先頭車であります。
今回の製品は中間も含めてフックなしカプラーを採用しています。
ちなみに今回の製品ではいろいろと話題なスロットレスモーターを採用しています。
動きはとても良好ですが、TOMIX製のポイントで不具合が生じることがあるとか…
屋根上のパンタグラフは勿論シングルアーム式。
今回碍子は別部品で白色で再現されています。
ウチのこの手の車両は全て先頭部分をTN化していますが、今回も例外ではありません。
使用するのはTOMIXのJC6339であります。
写真は681系"しらさぎ"であります。
今回4000番台では大阪側をTN化しました。
固定にはコレ、セメダインの工作用速乾クリアであります。
今回の4000番台の入線に伴いまして、既存の0番台基本6両編成と
付属3両編成にも手を加えることにしました。
何を手を加えるのかというと…
ドーン!
コレであります。
先頭同士の連結面のディテールアップをやってみようと思います。
今回4000番台に1つだけ付属してきましたが、写真のホロ部品をASSYパーツで用意。
組み立てるとこんな感じになります。
簡単なハメコミですが、ちょっと緩いので少量のゴム系接着剤を塗布しています。
KATOでは両面テープで固定と謳っていますが、今回0番台の基本と増結の先頭車に
ゴム系接着剤で固定してみました。
そう、4000番台に合わせて0番台も基本と増結を連結状態で9両編成とすることに。
ご覧なさい、TN化の恩恵もあり驚愕の連結面を再現することができました。
これでいてS字カーブも走行可能なのであります。
更にこんなモノを仕入れてきました。
写真左はJRマークのついたダミーカプラーであります。
写真右が今回の整備の主役、ホビーセンターカトーのヘッドライト専用化基板です。
普通なら先頭同士を連結する場合は、床下のライトスイッチを切ります。
しかしJR西日本の場合はそうではないのであります。
ドドーン!
前照灯をお互いが点灯して車間を照らしホームからの転落を防止するのであります。
最初はJR西日本は何をやっているんだと思ったものですが、これが不思議なもので
カッコよく見えてくるのであります。
ホビーセンターカトーから発売されているこの基板をライトスイッチの代わりにセット。
それだけで簡単にこんなことが再現できるのであります。
以上、683系4000番台の入線と0番台の整備のお話でした。
(*´ω`*) ♪
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