モジュールについて考える


今宵も夜更かし上等であります。


毎年5月に房総の地で開催される房総鉄道走行会でありますが、


残念ながら今年は新型コロナウィルスの影響で中止となってしまいました。


まぁ~正確には中止ではなく延期なワケです。


そう、ちょびっと楽しみが延びただけのことであります。


今のところこのままコロナウィルスが終息に向かえば、8月の開催が濃厚となります。


そうなりますと走行会まであと2ヶ月程となるワケです。


正直走行会の延期で、いろんな予定が変わってしまいました。


新作モジュールの完成は5月の開催に合わせて間に合いました。


それどころか既設のモジュールに新駅を得意の突貫工事で間に合わせるという偉業。


それよりも問題は車両であります。


5月以降に入線した車両が結構多く、房総の地へ持参する車両の選抜が大幅に


変更せざるを得ない状況となってしまったのであります。


5月に走行会を開催していたとしたら華々しくデビューを飾ったのは写真の


789系"カムイ"だったことでしょう。


その後数々の車両が入線したことで、再び悩むこととなりました。


過去に驚愕の車両数を持参したことがありましたが、やはりいろいろと大変です。


そこでやはりある程度は厳選して車両数は絞る必要があります。



つづきましてもう一つ悩んでいるのがモジュールであります。


今回大小10種程のモジュールを持参しようと考えていますが、


開催までにはまだ2ヶ月近くあるワケです。


何が言いたいのかというと、あわよくばもうひとつモジュール作っちゃおうかなぁ~


なんて無謀なことを考えちゃったりなんかして…


さすがにちょっと厳しいかなぁ~最近いろいろと忙しいし。


それよりも8月開催に合わせてスケジュールの調整に入らなくてはいけません。


既に7月中旬まではほぼ隙間なく仕事が入っています。


有給休暇と代休を駆使してなんとか走行会の日程+αを確保したいと考えております。


更に考えるならば8月に走行会が開催されれば、次回来年の開催が順調に5月に


開催されるのならそのスパンはわずか約8ヶ月となります。


過去には春と秋の2回参加していたこともありましたが、


モジュール製作の計画も重要になります。



自分の中で掲げている目標は年に最低1作品はモジュールを製作すること。


毎回走行会に参加することで、メンバーの作品にかなりの影響を受けながら


自分でも各地の情景を視察しつつ引き出しの容量を増やしています。


都市部のモジュールもいつかは手を出したいと考えています。


写真は一昨年房総の地へ向かう途中に寄り道した中央東線の中野駅です。



三岐鉄道のような感じの貨物が走るローカル線も製作したいのですが、


自分のモジュールはローカル線が多いのでちょっと変化をつけたいとも考えます。



終着駅も萌えるポイントですが、エンドレス運転をするにあたっては困難です。


分岐した先に設けるような設定が必要になったり面倒です。



存在感満点の長いトラス橋というのも魅力的ですが、簡単そうで困難を極めます。


その長い橋の下をどうするかという問題があるのです。


中京圏で言えば木曽川橋梁のようなものをイメージしますが、普段川の水はかなり少なく


表現力にはそれなりの引き出しと技量が求められます。


河川敷に遊歩道を設けるか、堤防道路をジョギングする外人女性に鼻の下をのばす


金八先生のワンシーンのような設定など芸で勝負するような力技が必要と思われます。



ちょっと高めの土手というのも単純な情景のようで結構難しいものです。


車両が目立って長い編成などを撮影する際には重宝しそうではあります。



JR東海とJR西日本のジャンクション駅である亀山駅のような情景も魅力的です。


しかし駅のモジュールがあまり多いのもバランスがよくないかなぁ~なんて思ったり。



とは言え駅のモジュールは魅力的です。


単線モジュールで列車の交換ができるちょっとした駅なんてどうでしょう。


スプリングポイントを使って短い編成が行きかう情景なんて楽しそうです。


写真は身延線で撮影した甲府行きの特急"ふじかわ"。



上り線と下り線が離れた情景も最近萌える要素であります。


写真は北陸本線を走る521系であります。



通勤電車が走る単線モジュールも悪くはありません。


近郊型車両が走る学研都市線のような感じも良さそうです。



振子式車両を思いっきり傾けて高速で通過させられるカーブ区間なんてのも萌えますが、


カーブ半径の問題と他のモジュールとの兼ね合いの問題から結構課題は多いかなぁ。


写真は中央西線を通過する特急"しなの"。



結局最近夢中になっている養老鉄道のような情景がお手頃なのでしょうか。


この手の情景もこだわれば宇宙であります。



それよりももっと考えなくてはいけないのが自宅モジュールであります。


TOMIXのファイントラック規格で製作する房総鉄道とは違った


KATOのユニトラック規格で製作を進める自宅モジュールはご覧の通り。


複線軌道で収納のみを考慮して分割式としています。


貨物線をイメージした側線も通電は可能ですが、まだまだスタイロの青い土地が目立つ。



カーブ区間はカーブ侵入部分と中間部分でRを変則させるこだわりっぷりですが、


広大なスタイロの荒野となっています。


まだまだ悩みは尽きません… (;´∀`)