裏の裏は
新年度がはじまり、取引先の人事も大きく変わるこの時期は何かと騒々しくなります。
役所関係も同様で、年度が変わると様々なルールなども変更されることがあります。
それに伴いまとまるはずの話もまとまらなくなったりするのが悩みの種であります。
それも見越して仕事を進めるのがこの時期必要となります。
相手の出方を大方は予想して物事を進めることが大事なワケであります。
中には手強い案件もあったりします。
大きな組織の中で生きている人間たちは、自分が生き残るために時には裏切る輩も
少なくはないのであります。
そのため年度末くらいから取引先の人事には自分なりにアンテナを張って
情報収集に尽力するのであります。
逆に言えばその人事を上手く使うという荒業もあります。
上手く行けばその人事を利用して仕事がやりやすくなったりもしますが、
失敗すれば地獄に落ちることもなくはありません。
そのため裏ではなく裏の裏まで見越した策略と迅速でありながら慎重な動きが
求められるのであります。
え? 裏の裏は表なんじゃないかって?
そう、裏の裏は表なのであります。
単純なことですが、その単純なことこそが何より深いのであります。
通常業務をこなしながらいろいろとコソコソとゴキブリのように走りまわります。
背広に着替えて取引先の狙いを定めた上層部に歩み寄ったりして、
今年度、今後の自分の方向性を定めていくという繊細な作業がしばらくつづきます。
しかしながらヘトヘトに疲れます。
カーナビだけがお疲れ様と言ってくれる金曜日は週末ではなくただの通過点に過ぎません。
(;´Д`)
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