近鉄で自分探しの旅へ 後編

奇跡的に休暇を取り、近鉄のお得な切符"近鉄1dayおでかけきっぷ"


しこたま近鉄を堪能しているakiringは、そろそろ帰路につくのでありました。



再び特急券を購入しました。


太陽のようなマークと"DX"の表記がついています。



帰路は特急でサクッと名古屋までとも考えましたが、なんかもったいない気がしたので


津駅まで"伊勢志摩ライナー"に乗車することにしました。


太陽のようなマークの正体はコレでした。



ちなみに"DX"はデラックスシートのことであります。


たった210円を追加するだけでデラックスシートに座れるのであります。



今回乗車した4410列車は甲特急でありまして、停車駅が少ないのであります。


下車する津駅を出ると四日市駅と桑名駅を通過して名古屋駅までノンストップです。



"伊勢志摩ライナー"はリニューアルされて塗装が違う2種類が存在します。


写真右の赤編成通称"伊勢海老ライナー"は大阪難波行きであります。


自分が乗車するのは写真左の黄編成であります。



こちらが自分が乗車するデラックスシートであります。


デラックスシートに乗車する際は勿論海側を選びます。



デラックスシートは2+1でJRでいうグリーン車のような感じです。


リニューアル工事を施されて落ち着いた雰囲気となりました。



伊勢志摩らしく真珠のオブジェが。



天井近くまである大きな窓が特徴のサロンシートはグループでの利用であれば


特急券の料金で利用ができます。


かなり広く開放感があってオススメです。



レギュラーシートもクオリティーは高いです。



シーサイドカフェは現在営業をしていませんが、以前は車内販売を行っていました。


車内には飲料水の自販機があります。



"伊勢志摩ライナー"にも喫煙スペースがあります。



トイレは車椅子対応。



"伊勢志摩ライナー"は前面展望を楽しむことができます。


座席からではなくデッキ部分からの展望となりますが、


ガラス張りでデッキ部分が乗務員室に食い込むような構造となっています。


おそらく運転手さんは背後でかぶりつかれると、非常に運転しにくいはずです。



"伊勢志摩ライナー"は定刻に賢島駅を発車しました。


"ビスタカー"を横目に名古屋に向けて加速していきます。



実は賢島駅からの乗客は少なく、パルケエスパーニャの最寄り駅である鵜方駅や


鳥羽水族館などがある鳥羽駅などから乗車してくる人が多いのです。


伊勢神宮に近い伊勢市駅や宇治山田駅からの乗客も結構いました。



いやぁ~デラックスシートは快適でありました。



賢島駅~鳥羽駅は志摩線で単線区間が多く、それほど速度を出すことができません。


6両編成でありながら後方自分の編成を楽しむことができるくらいカーブが多いのです。



車窓はなかなかイイ感じであります。


のんびりと車窓を楽しみながらポリポリとお菓子をいただきます。



鳥羽駅周辺は活気があります。



時折並走するJR線の車両を見かけます。


"快速 みえ"も魅力的な列車であります。



鳥羽駅を出て鳥羽線に入ると、一気に速度が上がります。


特に乗りかえもありませんが、路線名が志摩線→鳥羽線→山田線→名古屋線と変わります。



伊勢中川駅を通過して名古屋線に入れば、そろそろ下車する津駅であります。


短い時間ではありますが、せっかっくなので前面展望を楽しみました。



三重県の県庁所在地である津駅に降り立ちました。


後続スグに大阪難波駅からやって来た"アーバンライナー"が入ってきました。


この後急行列車に乗車して四日市駅まで移動し、しばらく撮り鉄を楽しんで帰宅しました。


トータル3150円でこんなに近鉄を堪能できるなんて、夢のような休暇でありました。



おしまい (*´ω`*) ♪