HOの旧型客車をTN化

たまには大きい方(HOゲージ)のネタも投稿しておきます。


Nゲージは1/150スケール(新幹線は1/160)ですが、HOゲージは1/80であります。


Nゲージの線路幅は9㎜、HOゲージの線路幅は16.5mmです。


その車体の大きさは迫力があり、Nゲージとはまた違った魅力があります。


車体が大きいということは、それだけ細部まで精密に再現されているということ。


Nゲージでは再現を省略されるような細かな表現が、また魅力のひとつなのであります。



ウチにはHOゲージの旧型客車が3両在籍しています。


スハフ42が2両とオハフ33が1両、ともにKATO製であります。


以前にもこの車両は紹介しましたが、今回カプラーに手を加えることにしました。



製品に標準でついてくるカプラーはこんな感じであります。


形状的にはそれほど悪くはありませんが、悲しいことに連結した際の車間が残念です。


おそらく小半径カーブにも対応するためのことだろうとは思います。



製品には写真左のようなドローバーが付属してきます。


写真右は標準のカプラーです。



写真手前がドローバーへ交換したものであります。


見た目は誠に残念でありますが、連結した際の車間は逆にものすごく近くなります。



標準のカプラーで連結した場合の車間はこんな感じであります。



コレがドローバーへ交換するとこんなにも車間は近づきます。


しかしコレで満足するような自分ではありません。


ずっとモヤモヤしていました。



そこで今回買ってきましたのはTOMIX製のTNカプラーであります。


以前同じくKATO製HOのキハ58系をTN化した際にご紹介しましたが、


今回も旧型客車をTN化しようと思います。



写真左がTNカプラーであります。(一部加工済み)


写真右の標準カプラーと並べるとその違いは一目であります。



コイツをサクッと取り付けてみました。


取り付けはゴム系接着剤で固定であります。(基本やってることはNゲージと同じ)


ジャンパホースなどは標準品から一部加工して取り付けています。


実車の連結器より高性能な自動連結器となりました。


カプラーの取り付け位置のさじ加減で車間はある程度調整ができます。


正直ドローバーの車間は近すぎなのであります。



旧型客車の場合車間はそこそこ広いのであります。(写真は大井川鐵道で撮影)


それをこの際解決したく思い、ホロをひとつ追加してリアルな車間を再現してみました。



こんな感じに仕上がりました。


旧型客車は台車が結構大きいので、思いのほかカプラーの取り付けはシビアであります。


以上HOゲージの旧型客車をTN化してみたお話でありました。


(*´ω`*) ♪