大井川鐵道 E31形電気機関車

こんばんは、akiringです。


気がつけば早くも11月になっていました。


油断していたら部屋の三岐鉄道カレンダーが10月のままでありました。



さて、11月最初のネタは静岡県の大井川鐵道であります。


写真は2019年4月に訪れた新金谷駅であります。


心の故郷である千葉県房総の地へ向かう途中に、ちょびっとだけ寄り道をしました。



大井川鐵道と言えば博物館級の車両がゴロゴロと現役で運用されているところであります。


令和になったばかりの2019年、そこはタイムスリップしたかのような光景でありました。



大井川鐵道と言えばSLが走ることで有名であります。


近年は"きかんしゃトーマス"シリーズが人気を集めています。



個人的には他社で活躍し大井川鐵道へ譲渡されてきた車両に興味があります。


写真は東急電鉄で活躍した7200系。



近鉄特急16000系も大井川鐵道では普通列車として運用されています。



高野山の急勾配で活躍した南海21000系ズームカーも活躍しています。


そう、大井川鐵道の素晴らしいところは、オリジナルの姿で活躍していることです。



そしてそして、今回の主役がコチラであります。


青色の客車ではありません、その横の電気機関車であります。



この電気機関車は西武鉄道で活躍したE31形であります。


1986年から翌1987年にかけて4両(E31 E32 E33 E34)が製造されました。


西武鉄道時代は主に保線用工事列車の牽引やE851形の代走で貨物列車の牽引に活躍。


2010年にその役目を終えました。


4両のうちE31は西武鉄道で静態保存されることとなり、残るE32 E33 E34が


大井川鐵道へ譲渡されたのであります。


しかし2010年に譲渡されたものの、様々な事情で運用につくことは出来ずに


なんと譲渡から6年以上もの間無車籍状態で燻っていたのであります。



そんなE31形電気機関車ではありますが、2017年10月にE34が運用を開始。


つづいてE33が同年11月から、E32形は翌年3月から運用を開始しました。


E31形はなんとも愛らしいコンパクトサイズの電気機関車であります。


顔は国鉄形電気機関車にも似ていますが、側面から見てみるとご覧の通り小さいのです。


車体の裾部分が黒色に塗装されていますが、実際は電気機関車というよりは


電車のようなサイズ感なのであります。


そんなE31形の台車は国鉄時代 飯田線で活躍した80系電車の廃車発生品であります。



客車に連結するとその小ささがよくわかります。


なんとも萌える機関車なのであります。


そんなE31形機関車が模型であったらいいなぁ~なんて思っていましたが…



この度めでたく模型化されたのであります。


やはり模型化したのはマイクロエースでありました。


普段あまり好んでマイクロエース製品を買わない自分でありますが、


この子は買わない理由が見当たりませんでした。


予約はしていませんでしたが、中京圏では発売してスグに売り切れ状態となりましたが


なんとかゲットすることができました。



ご覧くださいこのサイズ感。


まるでBトレのようであります。


しかし製品はしっかりと精密に細部まで再現されています。



KATO製の"ジャンボ"ことE851形と並べてみました。


顔はクリソツでありますが、その大きさの違いは明らかであります。



ただただ眺めているだけで楽しいのであります。



このサイズの違いにキュンキュンするのであります。♪



カプラーはアーノルドカプラーが標準ですが、加工してナックルカプラーに交換しました。


若干カプラーがお辞儀していますが、細かいことは気にしないことにします。


( *´艸`) ムフフフフ。♪