複線モジュール進捗状況 その1


ドーン!


大量のスタイロフォームであります。


サイズは 600 × 300 × 20 であります。


今回製作する複線モジュールは、なんやかんや大量にスタイロフォームを


使用するのであります。



レールはKATOのフレキシブルレールを使用します。



早速スタイロフォームにイメージをトレースしながらコルクの道床を爪楊枝で仮固定。



トンネルポータルを仮置きしながらカーブの具合を決めていきます。



ちょっと車両を置いてみて、イメージを確認してみます。


う~ん、悪くはありませんが良くもありません…


結局はカーブの曲がり具合がキモになります。


数ミリの違いでモジュール全体のイメージが変わると言っても過言ではありません。



次にレールを固定していきます。


今回製作する複線モジュールは房総鉄道規格に準じていますので、


複線の間隔はTOMIXのファイントラック規格の37㎜となりますが、


途中単線トンネルポータルを2つ並べて使用する部分の複線の間隔は広くしています。


その部分がこのモジュールの重要なポイントとなります。


今回製作する複線モジュールは 600 × 300 サイズを2つ組み合わせるもので、


1200 × 300 のS字カーブで構成されるのであります。



次に行うはレールにカントをつける作業であります。


これまた使用するのは爪楊枝であります。


カーブの入口から徐々に角度を強くして、カーブの出口ではまた角度を弱めます。


このカントの角度というのがなかなか難しいのであります。


今回製作するモジュールのカーブは、結構急なカーブであります。


更にはそれがS字カーブであるため、あまりカントに角度をつけすぎると


大変な事になるのであります。



ボディーマウント式のカプラーを搭載している車両で、振子機構を搭載していると


脱線する危険性があるのであります。


振子機構を搭載しているのは主にKATO製の車両ですが、KATO製の車両は車体重量も


比較的軽いため、車輪が浮くことがあるので要注意なのであります。


そのあたりを充分に考慮して、レールのカントを決めていきます。



カント角度が決まったら通電チェックも兼ねて早速試運転であります。



振子機構を搭載していない小田急GSEはこんな感じ。


もう少しカント角度が欲しいところではありますが、ここはグッと我慢であります。



振子機構を搭載した381系ではご覧のように結構な傾きで走行します。



なかなかのカーブシーンが再現できそうです。



885系では何度か脱線することがありましたので、カーブへ侵入する際の


カント角度を見直してみました。



モジュール製作はまだまだはじまったばかりであります。


(´∀`*)ウフフ